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龍の戦士 第21話 Day9 脱出5

炎に包まれる実家。
亜衣子は鎖に繋がれ逃げる事が出来ない愛犬ベンを助けに向う。

すると、人だかりの中グレンが一人その場に取り残された。
靴は片方脱げた状態で、もう片方も先だけしか履けていない。
髪の毛は長く、着ている服は着物。
当然、近所の人も見た事が無い為か直ぐに声を掛けようとしなかった。
そんな中、グレンから目線を外さない人物がいた。
龍の能力者神室である。
偶然この近くにいた神室は、火事に気が付きやってきたのだが、直ぐグレンに気が付き目線を外せないでいた。
何故気になるのか?
それは神室自身にも分からなかった。


犬小屋に到着した亜衣子。
その姿を見たベンは鳴くのをやめ、少し甘えた声を出す。

「もう大丈夫だからね」

優しく声を掛ける亜衣子。
その場にはリードも無く、繋がっている鎖側を外そうとするが、普段外す箇所では無い為中々外れない。
そして追い討ちを掛けるかのように火の手が犬小屋の近くまでやって来る。
焦る亜衣子は結局首輪側の鎖を外してベンを逃がしたのだった。

少し安堵した表情を見せる亜衣子は直ぐグレンの方に目線を向ける。
すると、グレンの近くに人が立っているのが見える。
亜衣子は慌ててグレンの元へ戻っていくと、グレンの近くに立っているの神室である事に直ぐに気が付くのだった。

「神室君!」

亜衣子は思わず声を上げてしまった。
声を掛けられた神室は亜衣子に目線を向けるが声は発しない。
すると、一緒に逃げてきた愛犬のベンが急にグレンと神室の方に向って吠え始めた。

「ベン!ダメよ」

亜衣子はベンの背中を撫ぜながらなだめるが、ベンは吠えるのを止めようとしなかった。

「もう、興奮しないで」

吠えるベンに困った表情を見せる亜衣子。
すると、そんなベンに興味が出たのかグレンがベンに手を伸ばし始めた。
しかし興奮したベンは吠えるのをやめない。

『咬まれる』

亜衣子がそう思った瞬間、横から神室の手がベンの頭を叩く。
驚いたベンは距離を取ったかと思うと、その場から逃げてしまった。

「ベン!・・・もう・・・神室君大丈夫?」

亜衣子は神室に声を掛けるが、返事は無かった。
その時、亜衣子は思った・・・ベンが吠えていた相手は神室なんじゃないかと・・・

その後、消防車が到着し消化活動が始まると、亜衣子たちは安全な場所まで距離を取るのだった。
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コメント

No title

亜衣子ののんびりさんもいい加減、気がつかないと。

包囲網がだんだんキツくなってきている。

Re: No title

ぴゆう!こんばんはi-88

亜衣子はまだ気が付いてない
神室の本性に・・・

神室と龍の子グレンの対面
普通で済むはずが無いi-199

非公開コメント
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