FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

龍の戦士Ⅱ 第23話 Day10 特殊公安2

部屋に入ってきた女性は、右肩に黒い鞄を掛け、左手で大きな茶封筒を持っていた。
黒いスーツ姿で、髪型は黒髪のボブ、整った顔立ちで相当の美人だが表情は不機嫌で誰にも声を掛けようとしなかった。
この女性は相当ストレスが溜まっているようだ。

そんな空気を読まずにブーヒーと呼ばれていた若い男が、その女性に声をかけた。

「美加り~ん、お疲れ~仙台はどうだった・・・あれ~どうしたの?眉間にシワが・・・」

「バチーーーーン」

機嫌が悪かった女性はブーヒーの後頭部に向かって、平手をかました。
ブーヒーは眼鏡が外れキーボードに頭を突っ込みそうになる。

「美加りん何すんだよ~も~」

「誰が美加りんだ~、このブタ!」

美加りんと呼ばれた女性は悪態を付きながら、阪上警視の前にやって来て、左手の茶封筒を渡した。

「森村君ご苦労だった」

美加りんと呼ばれている女性に阪上警視は労いの言葉をかける。
森村美加子は返事をせずに、仕草で返答をする。
阪上警視は口元に笑みを見せつつ茶封筒内の資料に目を通し始めた。

森村美加子は自分の席に座ると黒い鞄を机に置いて肩がこった仕草をする。
そんな時、日比野裕貴子がブラック珈琲を席まで運んできてくれた。

「サンキュー♪」

美加子は今まで見せなかった笑顔を日比野に見せた。
珈琲をすすりホッとする美加子。
すると、隣の席で拳銃を磨いていた坊主頭の大城雅哉が声をかける。

「仙台どうだったの」

と、陽気に声をかける。

「もう、寒いっなんてもんじゃないわよ、もう直ぐ5月なのに雪がチラついてるんだもの」

「そうなの、今年は寒いからね~」

「もう、肌バキバキ」

美加子と大城は話が合う。
そんな会話を横目で見ながらブーヒーはキーボードを弾く。

「何?」

美加子の一言が突き刺さる。
ブーヒーは目線をそらし再びパソコンに向かった。
美加子の視線が鋭くなる。
そんな時、窓際に居場所を写した日比野が、窓の外に目線を向けながら一言声を掛ける。

「帰ってきたわよ」

その言葉に全員が顔を上げ目線を合わせるのだった。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント
プロフィール

レオ・ライオネル

Author:レオ・ライオネル
レオの小説ブログへようこそ
ブログに出てくる物語はフィクションです。
あくまでもレオの脳内での物語で実在の人物・地名・団体名等、一切関係ありません。
一応、著作権はレオにありますので、他への転用はお断りさせていただきます。

目次

openclose

カレンダー
08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
黒ねこ時計 くろック E01
      現在の閲覧者数:              にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村                押していただけると              レオの励みになります。
アニソンYoutubeメドレー


presented by アニソン名曲.com

リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。