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龍の戦士Ⅱ 第23話 Day10 特殊公安3

特殊公安の古ぼけたビルの前に蓮村のローバーミニが帰ってきた。
運転している蓮村は疲れがあるもののどこか安堵の表情を浮かべていた。
後ろに同乗している亜衣子は眠るグレンを抱きしめながら、真正面を見つめ続けている。

『やっと帰って来ましたか・・・』

蓮村はハンドルを切り地下駐車場に向かうと、後部座席にいる亜衣子達に声を掛けた。

「亜衣子ちゃん、ここが俺の勤務する警察署なのよ」

亜衣子は無言だ。
その気持ちを察する蓮村は、そのまましゃべり続けた。

「ここまで来たら安全だから・・・快適じゃないけどベットもあるし・・・安心してくれたらいいよ」

亜衣子は反応しない・・・

蓮村は小さなため息を付くと駐車場の入り口に車を止めた。

腕時計の時間を確認する。

AM03:47

『結構掛かったな』

再びため息を着くと、窓を開けセンサーに右手の掌を当てる。

『特殊公安捜査課 蓮村浩二』

掌全体の指紋センサーと声紋センサーが反応しKEEPからCLERAに変わる。
小さな軋み音と共に駐車場入口を塞ぐフェンスが開き始めた。
フェンスが完全に開くのを確認して蓮村は車を前に進める。
しかし入口にはまだフェンスがあり中は部屋の様になっていた。
車が侵入すると後ろのフェンスが閉まり始める。
蓮村は後ろのフェンスが閉まるのを確認すると、車の扉を開けた。

「亜衣子ちゃん、チョッと待っててね。ここ面倒臭いのよ」

そう声を掛けて車を降りると、蓮村は車の扉を閉めて周りを確認し始めた。

『異物は無しっと』

自分たち以外の侵入者がいない事を確認した蓮村は、正面にある開閉センサーまで足を運ぶ。
すると、センサー前のスピーカーから阪上警視の声が聞こえてきた。

「蓮村ご苦労だった。下に大城と日比野さんを迎えにやったから、お前は先に上がってこい」

「りょーかい」

『慌てんなって』

蓮村は何度付いたか分からないため息を再び付くと、二つ目のセンサーに左の掌をあて右手でパスワードを入れる。
そうすると、正面の扉が開き狭い駐車場が見えてくるのだった。
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コメント

No title

そうそう、こう来なくっちゃ面白くない。敵も味方もある程度頭数がそろわないと、ですよねえ。

次が楽しみです(^^)

Re: No title

ポールさん!こんばんは

敵も味方も・・・味方も?
味方ならいいね(^^


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Author:レオ・ライオネル
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あくまでもレオの脳内での物語で実在の人物・地名・団体名等、一切関係ありません。
一応、著作権はレオにありますので、他への転用はお断りさせていただきます。

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